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オリンパス キャメディア C−830Lについて


C830L
この頃のオリンパスは金型をちょっくら修正しただけの似たようなモデルを沢山出した

☆ジャンク度☆
不具合無し
撮影可能


C830L C830L
 スライド式レンズカバーにオリンパスXAシリーズμシリーズの血脈を感じる。
 レンズはライカ判換算で36mmF2.8


C830L C830L
 130万画素級撮像素子は当時のハイスペック。
 電源起動時には液晶ビュワーは非表示で、光学ファインダーで撮影するのがデフォルトだ。


C830L C830L
 ユーザーが設定できる項目は極めて少ない。


C830L C830L
 最もクオリティの高い画質モードだと8MBのスマートメディアで16枚しか撮れない。


C830L C830L
 微妙にえぐれた局面ボディが特徴。


C830L
 階層メニューは存在せず、表記は全て英語。




 当時のオリンパスのをC−800系モデルは見た目では区別がつかない。これはC−900系モデルと同様である。しかし、中身はかなり違っている、後半のモデルと初期のモデルではまるで別物である。拙僧は既に後裔機のC−860Lでコンテンツを作っており、基本的には本カメラが正常進化したのがC−860Lだ。なので、本ページではオリンパスのC−800系モデルの推移と簡単なスペック紹介に留めたい。
                         ☆               ☆
 C−800系モデルは命名的にはC−800Lというモデルが存在する。しかし、これはC−400Lの上位機種であり、その後のC−800系モデルとはスタイリングが全く違うので別物と考えた方がいいだろう。まず、1997年7月にC−820Lが登場する。これは81万画素級の撮像素子を搭載し、動作はもっさりとしていたが、当時としてはハイブローな機種だった。しかし、どうもこれはエプソンのCP−500と仕様的にも大体なレイアウトも似ており、ベースモデルは三洋電機の同じモデルだと思える。勿論、操作系や作画の傾向は全く違うから、画像処理系は異なる。最低限の操作系を持ち、表記はすべて英語である。ちなみに、C−820Lの海外版がD−320Lなのだが、これを翌年に日本語マニアルをつけて国内販売している。要するに在庫整理なのだが、こういう姑息なことを旧世紀のオリンパスは常套手段とした。同じく、1998年4月に登場したのがC−840Lだ。命名的には本カメラの番数が後だが前期のモデルである。この時から撮像素子が130万画素級になっている。どのようなモデルなのかよく分からないのだが、おそらくC−820Lの撮像素子を130万画素級に換装しただけだろう。大分もっさりした動作のカメラだと想像できる。そして、同年尾8月に登場したのが本カメラだ。基本的な仕様は同じなのだが、飛躍的にレスポンスが向上している。D−320Lあたりは1枚の画像を記録するのに10秒以上必要だったが、本カメラでは2秒弱で撮影可能状態に遷移する。そもそもの起動も速いし、レリーズ後のデュレイも少ない。当時はレリーズボタンを押下してから、実際に画像を記録するまで3秒以上かかるカメラが普通に存在したのだ。しかし、この段階ではメニューは階層化しておらず、表記も全て英語である。メニューが階層化し、日本語表記になるのはC−860Lを待たなければならない。ちなみに本カメラもD−340Lとして海外向けモデルを国内向けに叩き売っている。オリンパスの黒歴史の一つだろう。
 撮像素子は130万画素だが、どうもニコンのクールピクス900と同じではないかという説がある。要するにベースモデルが三洋製なのではないかということだ。それは大いにあり得るだろう。しかし、画像処理系も何て言ったってレンズがまるで違うから作画は全く異なる。本カメラのレンズは非球面レンズを含めた4群5枚の単焦点レンズで、流石にニッコールと比べればパワー不足は否めない。しかし、晴天化からサンセットまでそれなりに美しい画像を撮影するのは流石だ。付属するスマートメディアは8MBで、画質がベースグレードで122枚、スタンダードグレードで36枚、ハイグレードで16枚の画像を撮影できる。8MBで122枚も撮れる画像ってのはちょっとゾッとしないのでスタンダードグレードで撮りたいところだが、電源ON時はベースグレードにオフセットしており、画質モードを変更しても電源OFFで忘れてしまう。また、液晶ビュワーも電源ON時は表示しない。当時のデジカメは燃費が悪く、エネループのようなクレバーな電池もなかったから光学ファインダーで撮影するのが常だったが、かなり後期のモデルまで電源ON時に液晶ビュワー非表示にオリンパスは拘った。でも、撮影時にプレビュー表示くらいはしてほしいな。
 基本的にはオートカメラでユーザーが任意で設定できる項目は少ない。プログラムAEのみで絞りはF2.8、F5.6、F11と3段階で自動的に切り替わる。これが実際に口径が変わるのかNDフィルターで減光しているのかは分からない。シャッターは1/2〜1/500でメカニカルシャッターと併用。ISO感度が分からないのだが最速が1/500でF11というのはピーカンではギリギリな気がするのでISO感度は低いのだろう。ちなみにスローシャッターで美しいサンセットを撮影できる。オリンパスの公式HPでは中央重点測光のみと書いてあるが、スポット測光もできる気がする。自動露出のみだが1ステップ刻みの露出補正ができる。しかし、本カメラの液晶ビュワーのクオリティで、どの程度のさじ加減が確認できるかは微妙だ。通常モードで最短撮影距離は0.5m、マクロモードで0.1mまで寄れる。勿論、AFユニットを搭載し、その動作は素早い(当時)。近代的なスナップ戦闘にもそれなりに堪えるだろう。
                         ☆               ☆
 本カメラの出来は当時としてはファインショットだろう。しかし、拙僧の個体がアメージングなのは「10円」のプライスタグをつけていたのだ。購入したの2004年頃の筈で、その当時のアパートのベランダで撮影したサンセットを撮影している。最近ではキタムラもジャンクコーナーでも最低価格を決めているらしいのだが、当時はそんなエゲツナイ価格設定になっていた。そのカメラを10年ぶりに使ったのだが、ちゃんと撮影できた。悲しいのは人間の方で10年経つと経年劣化が隠せないな。多分、プライスタグも下がっているだろう。

 では、撮影結果(名古屋散歩編)をご覧頂きたい。

(了:2016/4/23)

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