フジフィルム ファインピクスJX500について


FinepixJX500

☆ジャンク度☆
ボディに接着剤の痕があり
撮影可能


FinepixJX500 FinepixJX500
 フジノン銘を与えたライカ判換算26〜130mmF3.5〜6.3の光学5倍ズームレンズ。
 一応電子式手ブレ補正機構付き。


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 ボディ前面に何かを接着した痕がある。
 グリップでもつけたのだろうか。


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 これで1400万画素級なのだから大したものだ。


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 ごく標準的な操作系。


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 基本的なポイント&シュートカメラである。
 マルチ言語対応。


FinepixJX500
 多くのコンパクトデジカメが採用するNP−45。


 本カメラの登場は2012年らしい。拙僧の取り上げるコンパクトデジカメとしては新しい方だ。国内のコンテンツでは全くといい程取り上げていないが、どうやら海外向けに製造したようだ。一応、マルチ言語に対応しているので、日本の量販店でも多少は流通したらしい。 基本的にはシーンモードを搭載したポイント&シュートカメラである。シアーズとかコスコ(コストコ)で吊るし売りしていたのだろう。多くのユーザーは「SR AUTOモード」に固定してまま何も考えずに使っただろうな。
 仕様ははライカ判換算26〜130mmF3.5〜6.3の光学5倍ズームレンズで電子式手ブレ補正機構を搭載これに1400万画素級の撮像素子を撮像素子を組み合わせる。本カメラはファインピクスの中でも底辺に近いポジションのカメラだと思われるのだが、なかなか凄いな。ちなみに、もっと底辺に近いカメラは単三型電池仕様のはずだ。本カメラはひとまず専用リチウム電池のNP−45を採用する。NP−45は多くのメーカーのコンパクトデジカメで採用しており、入手は容易である。価格は99.9ドルだったらしい。なんだかダイエー商法のようだ。

                         ☆               ☆
 正直言って語ることが無いカメラだ。26mmから始まる光学5倍ズームレンズが100ドルを切るっていうのもすごい話だ。国内でも1万円くらいで売っていたのだろうか。多少もっさりしているがスナップ撮影に使えないことは無い。望遠側ではちょいちょいフォーカスを外すが、広角側では安定しているようだ。電子式手ブレ補正機構がどの程度効果があるのかわからないが、とっさの辻斬りでもそこそこモノになった。
 何かと足りない点はあるが、何せ99.9ドルのカメラだから大したものである。コンパクトデジカメは既に利益を生む商品ではないな。

 では、撮影結果(名古屋散歩編)をご覧頂きたい。

(了:2016/7/23)

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