☆ジャンク度☆
不具合なし
撮影可能
流石のハードオフも本カメラには105円のプライスタグをつけている。
この種のトイデジカメが1200万画素級のデータを吐くのは、ある意味迷惑だなあ。
Veriteというのがブランドらしいのだが、モデル名とかは分からない。
「DEGITAL LENS 7.45mmF3.0」と刻印があるのだが、ライカ判換算の焦点距離が分からない。
どうも割と長くて45mm位なのではと思うのだが。
シンプルでスリムなデザインではある。
液晶ビュワーの見え具合はそれなり。
フォントが中国明朝体ではなくゴシック体なのに少し感心する。
操作系の節度は思うほど悪くは無い。
トイデジカメというジャンルは21世紀も干支を一周してもいまだ健在であるらしい。本カメラはブランドが「Verite」という以外は全くわからない。いや、拙僧だって一応はネット検索をして調べた。どうやら、「Verite」という800万画素級トイデジカメが一時期ネットを中心に流通していたらしい。それも、8000〜10000円くらいの価格帯で出回っていた形跡がある。本カメラはそれを上回る1200万画素級である。これがニコンやキヤノンのカメラだったら偉いことだ。しかし、本カメラは非の打ちどころのないトイデジカメである。この際、画質がどうとかレスポンスがどうだとかを真面目に論ずるのは野暮だろう。困ったのは、本当に1200万画素級の画像データを吐くことだ。正直言って、そんな大きなデータを吐かれても迷惑である。写り具合はトイデジカメ意外の何物でもない訳だし。レンズもマクロモード付きパンフォーカスなのはイイとして、ライカ判換算の焦点距離が全くわからない。無論、マクロモードでその程度寄れるのかも不明だ。
本カメラはUSBケーブルで充電してSDカードに画像を記録する。内蔵メモリもあるが、今どき2GBのSDカードなんて捨て値だろうから、お買い求めになったらいかがだろうか。バッテリーは多分エクシリムのスリムタイプのデジカメと同じ規格じゃないかともうのだが、試してもいない。1日位の撮影には堪えるだろうが、本カメラを真面目に使うのなら、よっぽど携帯電話のカメラをあてにした方がイイだろうな。兎に角、そういうカメラである。それでも、欲しい方がいらっしゃるんだから拙僧がどうこう言う筋合いは無いだろう。ハードオフですら、バッテリー付きの本カメラに105円のプライスタグをつけた。兎に角、そういうカメラなのだ。
本カメラに本当に1万円の値段を払った方がいらっしゃるとしたら、相当な旦那趣味だなあ。